2006年10月10日火曜日

外国語と人間関係 外国語が出来たらその国の人との関係が縮まるのか?

言語はコミュニケーションの唯一の手段だとよく言われている。外国語が身に付いたら、その国の人とのコミュニケーションがもっとうまく出来るはずだ。一体、どのぐらいのレベルの外国語が出来れば、人間にするのかとの関係が縮めるのだろうか。

ある友人は、外国語が大好きで、いくつもの外国語を勉強している。なぜ、外国語を勉強するのかと聞くと、外国人と交流したくて、外国の文化を知りたかったからだと言う。外国語を習得するには、かなりの努力が必要である。しかし、挨拶ぐらいのレベルが出来れば、外国人と挨拶しか出来なくても、相手を喜ばせて、相手との距離を縮めることが出来る。例えば、私はずいぶん前に、あるアフリカの友達からスワヒリ語の挨拶を教えてもらった。その挨拶は今でもまだ覚えていて、アフリカ出身の人と会った時に、「ササ」と言って、「フィツ」と答えてくれた。それによって、民族間の目に見えない壁を一瞬にして崩壊し、自然に日常会話は始まる。お互いの文化や事をまだ深く理解できなくても、印象が良くなり、二人の間の民族差はちょっと縮まる。

しかし挨拶レベルの外国語では、その国の文化は完全に理解できない。異文化を理解するためには文化理解とは欠かせないのものだからだ。日本の文化と日本語を両方が理解できれば、「お世話になっています」、「この間ありがとうございます」や「お疲れ様でした」、「ご馳走様でした」などの相手を思いやる気持ち、感謝の気持ちを伝える表現は、日本文化と日本語の両方を理解して初めて言えるものであろう。

ある程度言葉が通じれば、どんなにに説明しなくても、自然に交流がしやすいから、人との関係も当然に縮めることが出来る。ただ、外国の文化が理解できれば、外国語がうまく話せれば、その国の人との関係は縮まるというわけではなさそうだ。日系人であるH先生に外国語と人間関係についてインタービューをした。18歳から日本語を勉強し始めた先生の経験によると、外国人は日本語をうまく話せば話すほど、日本人に認めてもらえないらしい。もちろん、日本人全員は同じ考えがあるとは言えないが、これは日本は島国の単一民族だから、日本人の多くは日本語しか話せないので、日本語が達者な外国人に脅されていると考えるのであろう。そうすると、お互いの関係はもっと離れる場合もあろう。外国語の挨拶ぐらいの会話でも、外国語と言葉を通して、その国の文化と考え方を深く理解できるようになっていても、話し合うことは親密な異文化関係を築く際に重要だ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「外国人は日本語をうまく話せば話すほど、日本人に認めてもらえないらしい。」と、ありますが、アメリカでは全く逆なので、面白いですね。
その国の言語の本当の意味がわかるには、文化を理解することが一番大事なんだと、思います。