2008年5月7日水曜日

2008年春学期終了



期末試験期間は5月5日から13日ですが、このクラスは期末がなかったので、今学期はクラス終了です。

例年、春学期はトピックのひとつを「アジアの中の日本」にしていましたが、今学期は「世界の中の日本」に変更しました。アジアにおける日本を考える時、歴史的な事柄を避けては通れず、話題が重すぎるというコメントが二年続けて学生からあったからです。その結果として、南京事件や教科書問題などについては触れる機会はありませんでしたが、そのかわりに、日本のロボット技術について(ペットボトル)や日本に宣教師として来ているモルモン教のアメリカ人青年の話(象)、日本で活躍する外人タレントと呼ばれる人々について(レモンチューハイ)などが取り上げられました。在日問題(スイ)や外国人力士について(ドラえもん)は、過去クラスで取り上げましたが、今回は時間の関係で省いたところ、学生が作文トピックとして取り上げてくれました。

来年からは「ビジネス日本語」を内容に加えることが決まったので、学期中どういった話ができるかはまだ未定ですが、みんなが話したい内容、作文として書いてみたいと思えるような話ができるように、これからトピック選択を吟味したいと思います。

GWの卒業式まで2週間をきりました。今年卒業の人は、卒業後の活躍を応援しています。そして、まだ卒業しない人は、またキャンパスで会いましょう。

たこ焼き


<追記>
「世界の中の日本」で、個人的にとてもおもしろいと思った話のひとつが、ラナルド・マクドナルドという人についてです。偽装漂流してまで日本にやってきた彼は、死刑覚悟で日本に単独で乗り込み、日本で初めての英会話教師になりました。その勇気(無謀な行動?)には驚きます。黒船のペリー来航の際、通訳をした森山栄之助は、ラナルドの弟子で、後々、ヨーロッパに派遣され欧米諸国との関係を築くのに尽力したということからも、ラナルドが日本開国に間接的にでも与えた影響は小さくはなかったということになります。日本人に身近な「英会話」にまつわる興味深い話でした。

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