2006年12月14日木曜日

シンガポール食堂 シンガポールで給食制度が出来るか

小さい時栄養のある食事を取らないと、大きくなってから、栄養の欠乏でいろいろな病気につながると信じている親は少なくない。だから、親は子供の成長に注意しながら、栄養のバランスの取れた食事を工夫する。親は子供が栄養物を摂取することに心配している一方、ほとんどの子供たちは野菜嫌いだ。その上、子供たちはほぼ毎日親の目が行き届かない学校で昼御飯をするので、ジャンクフードばかり食べてしまう。子供たちは自分の好きな物ばかり食べることを防ぐために、小、中学校で給食を出す国が増えて来ている。しかしながら、子供の成長と教育の重要性を強調するシンガポールでは、給食はなく、学校内にある食堂(と言うよりフードコートという感じのもの)で、生徒がお金を出して各自食事を注文するということになっている。それでは、子供の栄養のある食事を怠るのではないかと思ってしまう。シンガポールで給食を始めるとしたら、どんな給食を出て来るかを考えた。


まず、一日の給食のメニューを考えてみよう、アレルギーを刺激する食材を除いて、シンガポールの代表の食事を考えると、チキンライス、ガドガドと言うサラダとゆば大麦と言うデザートが一番栄養のバランスが取れた食事で、中国系、マレー系、インド系の人でも口に合う食事だ。


チキンライスのライスはチキンスープ、にんにくとしょうがは米と一緒に炊く。チキンライスのチキンは胡麻油、にんにく、しょうがで下味をつけて、きゅうりとトマトを添えてチリソース、しょうが、黒しょうゆ、チキンソースをつけてライスと一緒に食べる。チキンは蛋白質が一杯入っていて、どんな宗教でもチキンを食べられる。ガドガドはもやし、にんじん、レタスや好きな緑野菜をたっぷりサッとお湯で湯で、豆腐と卵を湯でてから、ガドガドソースを材料にかけて、出来上がる。ガドガドソースはピーナッツソースから作られるので、学生がアレルギーを防ぐために、改善するべきではないかと思う。ゆば大麦デザートはゆば、銀杏、大麦、うずら卵を水に沸騰させて、氷砂糖を入れてから出来上がる。デザートはほとんど体にいい材料を使っているので、氷砂糖を少なめにすれば結構健康にいいのではないかと思われる。

しかし、この献立現実化されることはない。なぜなら、シンガポールは現在の給食のない制度が変わらないからだ。それには理由が二つある。

一つ目の理由は、シンガポールは多民族のある国で、中国系、マレー系とインド系が一緒になっている学校が普通だ。マレー系の学生はほとんどイスラム教で、豚肉を食べられなくて、インド系の学生はほとんどヒンドゥー教で、牛肉を食べられない。ほとんどの中国系の多い学生は、仏教かキリスト教で、仏教の学生も牛肉を食べられない。それぞれの民族の食事習慣が違うので、給食を出せば、食材を選ぶのは難しいのではないかと思う。

二つ目にシンガポールは先に述べたように、学生は小学校から自分のお金を出して、計算して、各自食事を注文するという制度システムになっている。小学校からお金を扱い責任を持って、食事を買う時もいくら出せばいいか、いくら返せばいいかが自分で計算しなくてはいけない。学生は食事を買いながら、数学も習っているのは勉強になるではないかと思う。

給食がないからこそ、シンガポールには小学生の肥満問題があるだろう。1992年から全国の小学校でTrim and Fit というプログラムがあって、肥満問題がある学生は休憩時間中、食堂で食事を取る代わりに運動をする。ある新聞によると、2005年の調査で、この15年間ずっと続いているプログラムの効果は、肥満問題がある学生は14%から9.3%に減ったところに表われた。あるインタナショナル子供の肥満問題の専門家は今シンガポールのTrim and Fit プログラムは成功しているとは言え、小学生はよく外食して、健康に良くない食事を手に入るのは簡単なせいで、肥満人数はこれから減らすことが出来ないと警告している。イギリスで始まったTraffic Light System というレーベリングシステムを紹介してくれた。一杯砂糖、塩、脂肪が入っている食事は赤い表示を与えられて、体にいい食事は青い表示をもらえる。シンガポールでは三つの民族との平和を維持するために、給食制度を考えられず、将来も食堂制度から給食に変わるのはあり得ない。食堂では成長期に必要な栄養が得られないのは政府を負担ではない、家庭と児童の責任である。シンガポールの子供たちはいつまでも給食の楽しさを知らないだろう。自分で食堂で昼御飯を買って、自分の栄養摂取を自分責任を持ってはいけない。給食がない制度が民族間の平和に対する代償である。

0 件のコメント: