現在、全体のアメリカ人の青年女性の中には10%は摂食障害がある。その女性の内の10人に一人は死ぬ可能性があるほど食べ物を拒否している(McKnight Investigators)。そんなに多くなさそうな数かもしれないが、アメリカの人口を含めて考えれば、250万人の女性が摂食障害に耐えているという人数になる。アメリカほどではないが、日本でもこの問題が起こっている。13歳から29歳の女性の年齢層の3%ぐらいの人は拒食症(摂食障害の一つの種類)があるそうだ(Koboki)。今述べた数字を見ると分かるように、この状態は直しにくい大問題になっている。なぜこの問題が起こっているのか、どのように状況を直せるのかに関する多くの提案が出ている。その中には、摂食障害がある人たちはほとんど中高生だから、教職員は少しでも責任を持って、色々な方法で手伝えると思われている(Young)。例えば、対策を作ったり、生徒たちが昼ごはん(給食など)を食べているのかをチェックしたりする必要があるそうだ。
なぜ摂食障害が起こるのか。この質問に答えるために、最初にもっと深く「摂食障害」を定義しなければならない。摂食障害とは「食物をとることを拒否する症状」、または「食べ物を食べ過ぎて、食べる後すぐ吐く症状」。摂食障害には、二つのタイプがある。拒食症と過食症だ。「拒食症はダイエットが原因か」という記事によると、
「過食症とは、たんに食べ過ぎて太ることではない。過食症患者は、やけ食いした後に、しばしば食べたものを全部
吐く。だから、拒食と過食は一見正反対の現象のようだが、実は同じ摂食拒否の二つの症状に過ぎない。」 (麻生)
そして、拒食症には二つの種類がある。食事の量を制限する、または摂取しないタイプ、あるいは食事はするが、のちに嘔吐するタイプだ(「拒食症の種類と状態」)。二つ目のタイプは過食症に似ているが、違いは拒食症の二つ目のタイプは過食症のようにやけ食いしない。
なぜこの問題が起こっているのか、まだ具体的に理解されていない。 でも、一つだけの原因ではないと思われている。「主な病気の解説」という記事によると、一つ目の理由は、「ある人達だけが摂食障害を起こしやすいという遺伝的な因子があると考えられている 」。その上に、心理的な原因もあるそうだ。例としては、思春期の問題に対処する方法を知らないということだ。体重をコントロールすれば、自分の体と自分の命もコントロールこともできると考えがちだそうだ。でも、多分一番影響がある理由は家族や社会のプレッシャーである。例えば、どんな雑誌を見ても、すべてのページにきれいでやせた女の子の写真が出ている。その女性はモデルで、多くの人々は舞台裏でモデルを絶対ベストに見えさせるために髪、化粧、衣服などを工夫している。ただし、皆は、モデルのボディータイプであるというわけではない。 事実上、それはかなりまれだ。それなのに、普通の女性はこの雑誌やテレビや映画を見ると、そのモデルと自分の体を比べ、「私はみにくくて太っている」と思ってしまう。だから、子供が細くても、悪いボディーイメージを持つようになったり、ダイエットを始めたりするそうだ(McKnight)。
最近、摂食障害はアメリカの学校でも日本の学校でも話題になっている。でも、子供が食べていないことではなく、子供が食べ過ぎて肥満になっている問題が扱われている。両国に栄養的な食事を食べる大切さを教える授業が増えているし、子供が給食を買って食べ過ぎないような技術も増えつつある。例えば、二年前の記事によると、アメリカのテキサス州のある学校で、採用された自動化されたカフェテリアチェックアウトシステムは、スキャナで子供の身分証明書のバーコードに入れられている名前、時代、学年、そしてどんな食事制限があるのかを読むそうだ。 また、両親はウェブサイトにアクセスして、必要なら、菓子やケーキなどを制限することができるそうだ(Look Ma, No Fries)。でも、その学校に拒食症になる子供がいれば、どうなるだろう。このようなシステムを使えば、食べすぎ問題を直せるかもしれないが、制限しかできないようだ。誰かの子供が十分食べていなかったら、このシステムでは何も気づかない。
だが、この状態が変わっているそうだ。教職員が栄養の授業も肥満の問題に目を向けているが、拒食症についても考えているそうだ。だいたい、日本でもアメリカでも、食育は子供が肥満になっている傾向を歯止めをかけるために立案された。しかし、食育には「ダイエットをする」より「栄養について考えながら食べる」のほうが大切だ。米国疾病予防管理センター(CDC)ガ発行している30ページ以上の「学校のプログラムで子供に健康的な食べ物を進むためのガイドライン 」には「アメリカでの社会の細さの強調は挑戦されるべきで、若い人々は健康体イメージを開発する必要がある」と書いてある。それは特に拒食症がある子供と拒食症になる危険がある子供に大切な政策だ。同じ冊子で、学校で毎日昼ごはんを食べるので子供はいい食習慣を身にかけることができるし、大人の管理の元でもっと安くいい食事の選択をすることができると書かれている。摂食障害に関して、その「大人」の役割が特に大切だ。特に学校での昼食時、子供の一番身近にいる教職員は子供が食べすぎているのか、十分食べていないのかを両方確認できる。教職員は誰かの子供が食べていないと気づけばその子を手伝える。子供たちがいい体のイメージを作ることができれば、拒食症が少なくなる。以上述べたように、アメリカでも、日本でも、拒食症は大問題になってきた。でも、教職員が少しでも責任を取って、食育はこの病気の治療のかなりの役割を果たすことができる。
書誌
Center for Disease Control and Prevention “Guidelines for School Health Programs to Promote Lifelong Healthy Eating" http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/00042446.htm
Kuboki T., etc. “Epidemological Data on Anorexia Nervosa in Japan” Psychiatry Research, Volume 62, Number 1, 16 April 1996, pp. 11-16
http://www.ingentaconnect.com/content/els/01651781/1996/00000062/
00000001/art02988
McKnight Investigators, The. “Risk Factors for the Onset of Eating Disorders in Adolescent Girls: Results of the McKnight Longitudinal Risk Factor Study.” The American Journal of Psychiatry 2003; 160: 205-406 http://ajp.psychiatryonline.org/cgi/reprint/160/2/248.pdf
Schindehette, Susan, Bob Meadows “Look Ma, No Fries!” People Magazine Vol. 66, No. 16., Oct 16, 2006.
http://www.people.com/people/archive/article/0,,20060725,00.html
Young, Emily. “Anorexia Nervosa and Bulimia: The Need to Intervene.” Foundations of Special Ed 2007: Course Materials.
http://sped.wikidot.com/intervening-in-eating-disorders:a-necessary-
action-for-teachers
「主な病気の解説」 和楽会 2008年9月23日アクセス
http://www.fuanclinic.com/byouki/a_03.htm
「拒食症の種類と状態」 やせすぎ注意!拒食症の症状と原因、治療法
http://www.kyoshokushou101.com/%E6%8B%92%E9%A3%9F%E7%97%87%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E7%8A%B6%E6%85%8B/
牧野 賢治。「社会が求める思春期」。全国病院・医院選び 週刊朝日 2008年7月25日号
2007年8月25日アクセス
http://www.asahi.com/ad/clients/iryo/archives/ent/20080715000004.html
2008年10月6日月曜日
拒食症と学校の対策
Posted by
キャット
投稿時間
17:53
登録:
コメントの投稿 (Atom)

1 件のコメント:
私は身近にそういう人がいないので、正直言って、テレビや映画、雑誌だけの話、つまり、他人事に感じてしまいます。でも、10人に一人という数字を見る限りでは、かなりの人に摂食障害があるということですね。驚きました。やはり女性の方が外見を気にしやすいのでしょうか。あんまり男性の摂食障害って聞きませんが、やはりあるのでしょうか。
コメントを投稿